My Farmer

沖縄いえじま小麦サポーターの募集を開始しました。(10/15)

震災から約1年。ようやく復興の目途がたったいちご農家がいます。 宮城県亘理町の「鈴木観光いちご園」という名前で観光型のいちご農家をされている鈴木さん。 今回の東日本大震災により発生した津波によって、住んでいた家、畑、ハウスなどすべてが流され、破壊されました。 そうした中、鈴木さんはすぐに再建に向け活動を再開し始めました。 しかし土が被害にあってしまったため、同じ場所に農園を再建することはできません。 まずは新しくいちごを育てられる土地を必死に探し回るところから始めました。

震災から2カ月以上経ち、やっといちご園のための土地を見つけることが出来た鈴木さんは、さっそく 再建にとりかかりました。 しかし、何もかもなくなってしまった状態からの再建は資金面でとても大変なものでした。土を耕す ところから、ハウスも設備もすべて鈴木さん自身の手作業で作り上げてきました。 そうした作業の中、近隣住民の方々やボランティアの皆さんの協力のおかげで、 何とか今シーズンのいちごの栽培と、観光いちご園の再会までこぎつけることが出来ました。 震災前の三分の一ほどの規模で、時期も例年より遅いですが、2012年1月21日からお客様を迎えることが出来ています。

来シーズンもお客様においしいいちごをお届けするためには、いちごを育てる設備といちごの苗が必要です。 なんとか今シーズンはいちご園を一部開園出来ましたが、規模はとても小さいものとなっています。 設備も内容も不十分なため、シーズンが終わった後、来年のために引き続き再建作業を行っていきます。 そして、今シーズンのためにやっと調達できた苗は1回きりの品種で来シーズンからは使うことが出来ません。 設備をこれから整えていく必要のある鈴木いちご園は、よりいい苗をそろえる必要があります。

新しいいちごの苗を購入する余裕がない鈴木いちご農園で、来年度のいちごの栽培が危機的状況になっています。 来シーズン、設備の再建が進んでも、いちごの苗がなければお客様においしいいちごをお届けすることができません。 そこで、鈴木さんのいちごの苗の購入を、みなさんに応援してもらいたいのです。 みなさんがオーナーとして購入した苗を、届けませんか?

苺の栽培は、種をまいて育てるのではなく、ランナーと呼ばれるツルを育てて植え付け、実をつけさせます。 そのランナーにツルをとるための苗を親苗と言います。普通の親苗は1年間しか使用できないのですが、 今回皆さんにオーナーとなって頂く親苗は3年間使えるそうです。皆さんの応援により親苗オーナーが増えると3年間おいしい苺 の生産を行っていくことが出来ます。

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